CamGuard AI が使われている場所

本システムは、実際に火災リスクを抱える大規模施設で最も価値を発揮します。以下、業種ごとに、リスクの内容、カメラを向けるべき場所、そして典型的な構成をご紹介します。

工場・生産拠点

リスク:分電盤や機械からの出火、溶接や研削の火花、たまったスクラップ、そして時間外の盗難。

構成:カメラは生産ライン、電気室、原材料および製品倉庫、屋外ヤードをカバーします。溶接・研削区域は時間制限付きエリアとして設定し、就業時間中は火災監視から外し、終業後に自動で有効化します。通常の作業では警報にならず、同じ場所での夜間の火花は直ちに捉えられます。

物流倉庫

リスク:高層ラックを伝って急速に広がる火災、フォークリフトや充電設備の熱、夜間の盗難、そして長い外周。

構成:天井が高いために煙感知器の反応が遅くなる典型例です。カメラは通路、荷積み場、充電エリア、外周をカバーします。夜間は敷地全体を人物検知の対象にし、日中は外周だけを有効にします。

リサイクル・廃棄物処理施設

リスク:全業種の中で最も火災リスクが高い分野です。ベール(圧縮梱包)の中のリチウム電池、スプレー缶、化学廃棄物が自然発火することがあり、火は山の奥深くで始まるため何時間も気づかれないことがあります。

構成:ベール置場やスクラップ置場を映すカメラは、24時間火災モードで稼働します。屋外区域のため感知器は実質的に役に立たず、映像解析が唯一現実的な早期警戒手段です。この種の火災は目に見える炎が出るずっと前からくすぶるため、煙の検知が特に重要です。

温室・農業

リスク:暖房設備や燃料保管からの出火、ビニールへの急速な着火、人里離れた立地での夜間の盗難。

構成:カメラは暖房機、燃料・ボイラー室、温室内の通路をカバーします。この環境では湿気と粉じんによりセンサーの信頼性が落ちますが、カメラ解析は影響を受けません。温室の外周は夜間に人物検知の対象とします。

畜産農場・飼料工場

リスク:わらや飼料の保管場所での火災は、物的損害に加えて家畜を失う危険も伴います。さらに飼料機械からの粉じんと熱、長い外周沿いでの盗難もあります。

構成:わら・飼料の保管場所と畜舎の通路を火災監視の対象にします。飼料機械の粉じんや蒸気が誤報の原因になり得るため、該当箇所ではエリアと確認の設定を個別に調整します。長い外周は夜間、人物・車両検知で守ります。

給油所・燃料貯蔵所

リスク:燃料火災は極めて速く拡大します。秒単位の差が結果を分ける環境です。

構成:カメラは給油アイランド、タンクへの荷卸し場所、店舗周辺をカバーします。ヘッドライトが常に画面を横切るため、夜間の炎とヘッドライトの区別、車両との重なりの判定がここでは決定的に重要です。

建設現場

リスク:ケーブル、銅、燃料、機材の盗難。溶接や暖房機からの出火。恒久的な警備設備がないこと。

構成:現場は絶えず変化し、固定配線は現実的でないため、可搬型の設置が適します。カメラは資材置場、発電機、出入口ゲートをカバーします。就業時間外は敷地全体を人物・車両検知の対象にします。

木材置場

リスク:おがくずや木粉は非常に燃えやすく、屋外の集積場では火が風に乗って広がります。

構成:集積場と切断・加工区域を24時間火災監視の対象とします。屋外区域であるため、感知器による代替手段は現実的にありません。

繊維工場・倉庫

リスク:布や繊維の山への急速な着火、機械の過熱、綿ぼこり。

構成:カメラは生産フロア、生地倉庫、電気室をカバーします。粉じんの多い環境では、映像解析はセンサーよりはるかに安定して動作します。

電力施設・変電所

リスク:変圧器や盤の火災、無人拠点での発見の遅れ、銅の盗難。

構成:カメラは変圧器ヤードと盤の区域をカバーします。こうした拠点は通常無人のため、人物検知を終日有効にして、敷地に立ち入った人をすべて通知できます。

屋外・屋内駐車場

リスク:車両火災、特に電気自動車の充電スペース周辺。加えて車両本体や車内からの盗難。

構成:カメラは充電設備と各駐車フロアをカバーします。駐車中の車両は静止物体として切り分けられるため、絶えず警報になることはありません。実際の動きとイベントだけが通知されます。

マンション、商業施設、ホテル

リスク:共用部や機械室での火災、駐車場や敷地周辺での不正な立ち入り。

構成:カメラは機械室、ごみ・倉庫スペース、外周をカバーします。人の多い共用部では、人物検知を夜間の時間帯と限られたエリアだけで有効にします。

共通しているのは:ここに挙げた施設はいずれもすでにカメラを持ち、そのカメラはすでにリスク箇所を向いているということです。CamGuard AI は新しい設備を建てるのではなく、既存の映像を24時間見続ける層を加えます。

一覧に御社の現場がない場合

上記の一覧は代表的な例であり、すべてを網羅したものではありません。重要なのは業種ではなく、次の3つの問いへの答えです。カメラはリスク箇所を捉えていますか。何かが起きたとき、どれくらい早く知る必要がありますか。誰も現場にいない時間帯はありますか。この3点に答えられるなら、システムは御社の現場に合わせて構成できます。

御社の現場に合った構成を一緒に設計します

カメラの台数と敷地の配置をお知らせください。各カメラが何を見るべきかを設計します。

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